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- 2023/04/26 : 大海物語5 With アグネス・ラムの攻略 [海殺しX]
- 2022/08/28 : 【PA新海物語】電光石火の攻略法 [海殺しX]
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「ハピネスチャンス」はその後の当たりの全てに120回の電サポ！（ST10回＋時短110回）ミドル派はコチラ！
驚愕の新機能
大人気機種、大海物語5の甘デジ（遊パチ）版、PA大海物語5 With アグネス・ラムが2023年7月3日に全国のホールに導入される。
このハピネスチャンスに突入すれば、その後の当たりに全てST10回＋時短110回の電チューサポート（以下、電サポ）がつく。
潜在願望の充足
従来の甘デジ海物語はマックス当たりを出した時に、「ST込み時短（電サポ）100回」という機種が多かった。 しかし、電サポ中に当たった後は、それが再びマックス当たりでない限り、50回、25回の通常の時短に戻ってしまう仕組みになっていた。
それを大いに不服とする人はいなかったと思うが、電サポ100回という大サービスが一瞬のうちに終わってしまうことに一抹の寂しさを感じる人は少なくなかったに違いない。
大海物語5 With アグネス・ラムは、パチンコファンの隠れたニーズを掘り起こす夢のスペックに仕上がっている。この新機能により、好調台は果てしない大連荘が期待できる。
スペック概要
ここで大海物語5 With アグネス・ラムのスペックのあらましを見てみよう。
▼大当たり確率 99.9分の1（通常時）19.5分の1（確変時）
▼確変突入率 100％（確変は最初の10回転まで）
▼大当たり出玉 432個（4R）、648個（6R）、1080個（10R）
▼電サポ回数 25回、50回、120回、379回（遊タイム）
▼大当たり振り分け
6R電サポ 50回・・・60％
4R電サポ 25回・・・30％
4R電サポ 50回・・・ 6％
10R電サポ 120回・・・ 4％
※ハピネスチャンス中は以下の通り
6R電サポ 120回・・・60％
4R電サポ 120回・・・36％
10R電サポ120回・・・ 4％
連荘継続率80.5％
120回の電サポのうち確変状態にあるのは最初の10回にすぎないが、ハピネスチャンスに入った台の連荘継続率は80.5パーセントに設定されているため、好調サイクル（サイクル状態やサイクル変換の秘密に関しては、📖海殺しXのテキストブック参照）に入っている台であれば15連荘前後の爆発が頻繁に起こるスペックとなっている。地中海との違い
大海物語5 With アグネス・ラムのハピネスチャンスはスーパー海物語IN地中海（甘デジ）の「地中海チャンス」（電サポ100回）と酷似している。 スーパー海物語IN地中海は大当たり確率が通常時89.8分の1と甘デジの中でも飛び抜けて甘く、他の甘デジ高継続機と比べてもRUSH（地中海チャンス）への突入率は極めて高かった。
その反面、出玉が極端に少なく（4Rで336個、6Rで504個、10Rでも840個）、さらに4Rと6Rの発生率は半々であった。
スーパー海物語IN地中海は出玉量が少ない反面、初当たり後のST20回＋残保留（最大4回）を32.5分の1という非常に緩い大当たり確率で打ち、それで当たれば地中海チャンスが発動した。 この異常な甘さの代償として、初当たり後の20回の電サポがSTのみに使われ、ST終了と共に電サポも終わってしまう虚しさがあった。
一方、大海物語5 With アグネス・ラムでは、僅か4パーセントの振り分け率に設定されている10R当たりでハピネスチャンスに突入するため、RUSH突入の難易度という点ではスーパー海物語IN地中海とは比較にならぬほど厳しい。
しかし、通常の甘デジ海物語同様、好調台はたとえハピネスチャンスに突入しなくても、①多連荘、もしくは、②好調な数珠連が期待できる。 又、6R当たりが多いため、獲得出玉の増量が容易という利点もある。
さらに、低確率時に299回転したところで 時短379回の遊タイムも搭載している。（遊タイム中に当たらないことも有り得なくはないが、普通は当たる）
ご覧のように、大海物語5 With アグネス・ラムは、全体的な厚みでもって、玉虫色のスペックを実現させたスーパー海物語IN地中海に対抗している。
好調台の特徴
両機種の決定的な違いは、大海物語5 With アグネス・ラムでハピネスチャンスに突入する台は超高確率で好調サイクル台であるということである。 したがって、後述する連荘継続打法が成功しやすい。
スーパー海物語IN地中海の場合、ホルコン（ホルコンの仕様についても前出の📖海殺しXのテキストブック参照）が数台を束ねて構成するグループの力が強ければ、台の力は弱くても、地中海チャンスに突入することまでは簡単にできる。 しかし、そこから「温泉気分」がいつまでも続くかどうかは各台のサイクル状態（俗に言うロムの強さ）にかかっている。
好調サイクル台であれば、20回のST中にも何度も当たる上、ST中に当たらなくても非確変状態の時短中に当たることも多い。特に時短終了直前に当たって命拾いする僥倖も一度や二度でなく爆発台には何度も起こる。
ところが、スーパー海物語IN地中海は実力のない台でも地中海チャンスに突入するため、爆発を期待しても、2連荘、3連荘の線香花火で終わってしまう台も異常に多かった。
無謀な打ち方は禁物
大海物語5 With アグネス・ラムでハピネスチャンスに突入する台の大半は好調サイクルに入っている台である。それ故、ハピネスチャンスをゲットすれば台の実力に見合った連荘数が実現しやすい。
好調サイクル台は非確変状態の時も(ST終了後の電サポ中も）メーカー発表の大当たり確率よりも３倍近くの甘さであるため、10回のST中に当たらなくても、残りの110回転で「当たって当然」のような状態になっている。 「ホルコン制御による当たりが許されない時に猛スピードで打ち続けてST終了」という過ちさえ巧みに回避すれば、2～3連荘で終わることは滅多にない。（5～6連荘でも不運と言えるほどこの機種には連荘力が備わっている）
しかし、ホルコンが他のグループに逃げている時に闇雲に打ち続ければ（＝グループが非アクティブ状態の時に打ち続ければ）ホルコン制御によって当たりが発生し得ない状態で無意味に玉の浪費をすることになるため、素人は折角のハピネスチャンスをあっというまに終わらせてしまう。
分かれ道
好調台はたとえハピネスチャンスが終了してしまっても、それほど待たされずに、ホルコンが再びその台の属するグループをアクティブにした時に再度の初当たりを許してもらえるが、ハピネスチャンスに突入する振り分け率が低すぎるため、再度の初当たりで無事にハピネスチャンスを奪還できるかどうかと言えば、それは少々難しく、好調台でも単発や2～3連荘で終わってしまうことも少なくない。 もちろん、好調台であれば、不覚にも不甲斐ない当たりを出した後、そのまま打ち続けていいればいつかは復活を遂げることも多い。
しかし、復活前に少しハマってしまってしまえば、今までの獲得出玉が一気にに底をついてしまう。又、なによりも時間の浪費がもったいない。 少しハマている間にサイクル転落の悲劇が生じるリスクもあり、好調サイクル宇状態を失ってしまった場合は今までの好調ぶりがまるで白昼夢でもあったかのように、信頼度の高いスーパーリーチを何度も外す、当たりの前兆現象が何度生じても当たりには至らない、という泥沼のハマリ台に変貌してしまうことも珍しくない。
これは今までのスペック研究から明らかに言えることである。
復活するかしないかわからない状況でややもすれば大ハマリにもなりかねない好調台の残骸を打ち続けるかどうかの判断はパチンコ歴の長い人ほど悩むところである。時間効率を重視
大海物語5 With アグネス・ラムには天井救済機能（遊タイム）も搭載されているとはいえ、ハピネスチャンス終了後、189回転の消化を余儀なくされるため、良く回る台でも2000個は失ってしまう。
又、遊タイム中に当たっても、再びハピネスチャンスに突入する期待値は低く、その後に巻き返すとしても、出たり飲まれたりを繰り返す甘デジ特有のじれったい展開になりやすく、運良く最終的には過去の最高出玉を上回る収穫があったとしても、そのために2時間、3時間と貴重な時間を浪費することになるため、本気でパチンコの攻略に挑まれる方にはそのような長時間勝負は推奨できない。 パチンコの攻略は時間効率が最重要なのである。
連荘継続打法
大海物語5 With アグネス・ラムにおいて最も堅実な勝ち方はハピネスチャンスに突入した好調台を電サポ中に何度も当てて、ハピネスチャンスをそう簡単には終わらせないように努力することに尽きる。
しかし、そのための方法を知る人は少ない。さしあたり、次のコラムを熟読されたい。
タイトルには「ST機」とあるがそれは無視してもよい。前述の如く大海物語5 With アグネス・ラムでハピネスチャンスに突入する台の大半は好調サイクル台である。内部的な真の大当たり確率はメーカー発表の数字よりも3倍近く甘い。
したがって、非確変状態の時短中であっても潜伏確変のようなものなのである。 要はホルコンがグループから逃げている時に打たずに台を休めておけば、再びグループがアクティブになった時に打ち出しを再開するだけで簡単に当たってしまうのである（ホルコンの仕組みやグループに関しては、前出の📖海殺しXのテキストブックにて記載）
公式データに偽りなし
ちなみに、通常サイクル台の大当たり確率はほぼメーカー発表通りであり、不調サイクル台はメーカー発表の3倍近く辛いと心得よう。 甘デジの不調サイクル台はミドルの平均的な台と同じくらい当たりにくい。甘デジの500回転オーバー、600回転オーバーの大ハマリ台は不調サイクル台特有の現象として現出する。
特にロムの弱い台がホルコンに見向きもされない弱いグループに入っている場合、強いグループであれば、せいぜい400～500で解放される泥沼のハマリでも、甘デジなのに1000回転に近づくという異常事態も十分に起こり得る。
このようなインサイダー情報を耳にして「メーカー発表の大当たり確率は如何なる意味を持つのか？」と疑問に思われる向きもあろう。 メーカー発表の大当たり確率は全てのケースを統合したトータル値であるため、メーカーは決して嘘をついてはいない。故に、内部的な大当たり確率にあからさまな差があろうとも、検定は難なくパスする。
専門知識が必須
話を戻すが、パチンコというものは自分の打つ台の属するグループがホルコンの視界に入っている状態（アクティブ状態）でない限り、台自体には実力（ロムの強さ）があっても、決して当たらないシステムになっている。（下記のコラム参照）
特に大海物語5 With アグネス・ラムのような難関ハードルを突破して爆発モードに突入する機種の攻略は、その機能を最大限に活用して10連荘、15連荘、20連荘の爆発を狙うことが攻略の要となる。 そのためには「千載一遇のハピネスチャンス」（？）を棒に振らず、どこまでも連荘を伸ばすことを可能ならしめる専門知識が必須となる。
プロにもミスは出る
前出の
マーク付きコラムはST機向けの攻略指南であるが、すでに述べた理由により、大海物語5 With アグネス・ラムのハピネスチャンスにも応用できる。
マーク付きコラムはST機向けの攻略指南であるが、すでに述べた理由により、大海物語5 With アグネス・ラムのハピネスチャンスにも応用できる。
打っても当たらない時に休まずに打ち続ければ、電サポ終了と同時に、そのまま好調を維持できるかサイクル転落を招いて奈落の底に沈むかわからない台でやめ時に苦しむ展開が待ち受けている。 自分が打っている好調台の一時的な不調を不審に思い、台を捨てたところ、すぐ後に座った人に当てられて多連荘を許してしまう失態は優秀なプロでも例外なくやらかしてしまう。
難しい局面を作らない
そのような経験がトラウマとなってしまった人は、高信頼度のスーパーリーチを外しても、今までの経緯が良い台ほど不愉快な出来事の一つや二つは我慢して粘りたくなる。
その忍耐が実を結び、再度の初当たりで放出した玉以上の出玉を獲得できればめでたし、めでたしということになるが、時には好調台であっても当たりはしたものの、失った玉を十分に取り戻せないこともある。 このような場合、次の初当たりに期待して同じ台でプレーを続行すべきかどうか悩むことになる。
又、それまでの好調台がいよいよハマリの様相を呈してきた時も、「復活の見込みなし」との結論を下して、思い切って台を捨てるか、それとも元好調台のハマリの後の爆発に期待して、泣きながら粘るかの判断も難しい。 ごく一部のトッププロを除き、パチンコはそのような展開を極力避ける立ち回りが高勝率、着実な稼ぎに結び付くのである。
不安のないプレーを
将棋には人間の頭脳には難解すぎる局面というものがある。AIでもなければ正解の手が指せないような混沌とした局面においては、双方が一手指すごとに形勢が二転三転することも日常茶飯事である。
そのような局面でも藤井聡太六冠のような天才棋士は滅多に間違えず、AI並みに最善手を指し続けたり、時にはAIでも発見できないような非凡な着手を放って勝ち切ってしまうが、パチンコでそのような芸当ができるプロはひと握りの人たちに限られている。
ハピネスチャンス中は玉減りもしないので、マークのコラムに書かれている要領で適宜休憩を入れ、ST後の110回の時短を何度かに分けて打つことにより、ハピネスチャンスで着実に稼ぎ、先行き不安のないプレーを実現していただきたい。テレビ取材
最後に当倶楽部の近況についても触れておきたい。
数日前、某テレビ局にて有名番組の制作に携わっておられる方よりメールをいただいた。私の過去コラム、【新時代攻略】スーパー海物語IN JAPAN2の爆発報告2に感動したので詳しい話を聞きたいとの取材の申し入れであった。
昨日、その制作スタッフとはじめて電話で話をした。「担当者会議に諮り、他のスタッフの合意を得た後に、本格的に取材をして番組内で紹介したいとの先方の要望に私は快諾の意を表した。 現時点において放映されるかどうかは未定であるが、「石の上にも三年」という覚悟で始めた当倶楽部の活動が設立から16年という長い年月を経て、ようやくメディアの目に留まったことに感慨もひとしおであった。
担当者会議の結果には「採用」、「不採用」、「ネタ切れ用のストック」の3種類があるという。 放映が決まった時はリヴィエラ門下生（海殺しXの購入者）の皆様には告知をする予定。時折、事務局便りをチェックしていただければ幸いである。
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＜当倶楽部紹介＞
現在販売中の秘伝攻略法＜推奨コラム＞
＜甘デジ海物語攻略＞
＜海物語シリーズ攻略＞
★楽園の入り口
Coffee BreakAfter Easter～間抜けな会話
「教会に行くのは今日かい？」「うん。復活祭のミサに行けなかったからイースターエッグを今日もらいに行く」
「卵と言えば、君は黄身が好き？」
「うちの教会では卵の形をしたチョコレートを配っているんだ」
「じゃあ、そのチョコ、ちょこっとくれない？」
「いや、もう気温が高いのでチョコの代わりにスイカかもしれないな」
「そのスイカ、安いか？」
「知らねえよ。直接、教会に聞いてみろ」
（スマホで教会に電話をかける・・・応答なし）「神父様が電話に出んわ。教会には困っている人からの電話が多い。司祭が電話に出ないとは何事だ。これも雑誌のネタになるかな？」
「君の仕事は一体なんなんだ？」
「いろいろなスキャンダルをいろいろな雑誌に垂れ流すフリーライター。隠し事を各誌ごとに書く仕事」
※カトリック教会が復活祭の時に配るイースターエッグの由来については、「神秘の回転数」ウォッチング攻略の最後で触れています。
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2023/04/26 (水) [海殺しX]
新海物語とドラム海物語IN JAPANだけに使えるプロの攻略法！パチンコ規制時代の救世主↓
激甘の海が大人気
2022年8月22日にホールに導入されたPA新海物語の人気に火がつきかかっている。
演出面においてPA新海物語に特に目立った新鮮味は見られない。「カメ図柄前兆予告」、「ウミガメゾーン」、「カメ役物の作動」などは派手な新演出であるが、それ以外は従来の海物語シリーズとさほど変わらない。 SANYOらしく、細かいところをいちいちいじらず、ドカンと大きな新演出（今作ではカメの落下）を入れて、｢それ以外はいつもの海をお楽しみ下さい」という手法も健在である。
昔、八代亜紀さんのヒットソングに『雨の慕情』というレコード大賞受賞曲があったが、きっと年配者はこの曲を歌詞を文字って「♪カメ、カメ、降れ、降れ、もっと降れ」と歌いたくなるに違いない。（毎度のことながらお若い方には全く通じないギャグでごめんなさい） さて、PA新海物語は演出面ではなくゲーム性が話題を呼んだ。ホールで長時間にわたって遊戯できる「激甘性」がファンの心を掴んだのである。
サポートタイムの搭載
PA新海物語は通常の甘デジ（遊パチ)海物語シリーズの基本スペック（大当たりの100パーセントがSTに突入、かつST後に20回もしくは45回の時短がつく）を踏襲した上でサポートタイム（新時短）という新しい時短システムを実現させた。
サポートタイムとは、通常時に199分の1の確率で特定演出（スーパーリーチのハズレ後にカメ登場等）の発生とともにスタートする「突然時短」である。(電チューが頻繁に開放されるため、終わるまで玉が減らない）
サポートタイムの回転数には4種類あり、以下、サポートタイムの回転数、振り分け率、サポートタイム中の大当たり期待値の順に記す。①20回転 （全体の50％、大当たり期待値18.2％）
②40回転 （全体の40％、大当たり期待値33.1％）
③100回転（全体の9％、 大当たり期待値63.4％）
PA新海物語のゲーム性はドラム海物語IN JAPANのスペックがモデルになっている。突然時短＋遊タイム(379回転）という仕様上、突然時短が発生すればするほど遊タイムに接近し、遊タイムに突入すればほぼ間違いなく当たる。（※ひどい台の場合、ごく稀に当たらないこともあるが・・・）
又、ドラム海物語IN JAPANの突然時短（遊タイム以外の花火タイム）で電チューサポート40回転は全体の20パーセントであったが、PA海物語では、それが40パーセントに倍増している。
より具体的に言えば、大当たり確率と突然時短に入る確率を統合すると（いずれかが実現する確率が）66分の1であるというスペックが「いつまでも打ち続けたい」という願望を芽生えさせる。
かつての「まわるんパチンコ」シリーズのように、なりふり構わず露骨に利便性を訴求しているわけであるが、裏を返せば、それだけ他社との競争が激しいのであろう。
しかも、ドラム海物語INジャパンよりも電チューサポートが多めのスペックに仕上がっているため、サポートタイム中の当たりも、「40回転」であればそこそこに期待できる。「100回転」であればかなり期待できる。379回転に至っては、普通は当たる。
くどいようだが、いざ遊タイムに入れば、よほどの不運に見舞われない限り、普通は当たる。
PA新海物語を仮にイチパチ（1円パチンコ)で打つとしよう。かなり悪い台でも2～3千円もあれば、出たり飲まれたりを繰り返しながら長時間にわたって楽しむことができる。
あの頃、40代の働き盛りであった人は今では60代になっている。50代、60代であった人は今やもう70代、80代である。
年金暮らしの人が暇潰しに遊ぶには最高のスペックかもしれないが、真剣にパチンコの攻略に取り組まれるリヴィエラ門下生の皆様はこのような玉虫色のスペックに秘められた罠を見破らなければならない。
もちろん、如何なるスペックの機種でも好調サイクル突入中の台は好調なパフォーマンスを見せる。（サイクル状態やサイクル変換の秘密については海殺しXのテキストブック参照） たとえ一気に大連荘しなくてもハマらずに何度も初当たりが入ったり、冴えない当たりが続いた後は一拍置いてから胸のすくよう快進撃を見せることもある。
それとは対照的に、好調サイクル以外の台は一見して順調な進展を見せても一向に持ち玉の蓄積ができない。
しかし、甘デジに多いポンコツ台には騙されやすい。このような遊び台（通常サイクル台）は究極のハマリ台とは違って、調子が良い時はそれほど回さずに次の初当たりが発生する。しかし、毎度のように単発や2～3連荘で終わってしまい、そのような「冴えない数珠連」がひと区切りしたところでハマる。
もちろん。好調サイクル台にもサポートタイムは発生するが、好調サイクル台であれば、サポートタイム中に当たってそこから多連荘（4連以上）につながりやすい。あるいは、サポートタイム中に当たらなくてもサポートタイム終了直後、3回以内のリーチで当たりやすい。
この発想は当たらずとも遠からずであるが、問題は「その将来とはいつか？」ということである。「待ってられるほど近い将来なのか？」と言い換えてもよい。
しかし、攻略初心者の方にそのような台で粘ることはあまり推奨したくない。そのような台がその日のうちにサイクル変換するとは限らないからである。
このような台は爆発の可能性を秘めているため、ヒット・アンド・アウェー戦法（少しだけ打って当たらなければ他の台に移動→しばらくしてから戻り、再び少しだけ打つ、を繰り返す）の対象にはなるが、深追い厳禁である。
ここからの話は攻略初心者には少し難しいかもしれないが、実戦においては常にご留意いただきたい。
PA新海物語の遊タイムではないサポートタイムは（出玉はなくても）内部的には大当たりと同じ扱いになっている。
たとえば、好調台の特徴の一つに「当たり番（ホルコンが次に当たりを予定している台）から外された時、同グループ内の当たり番の台が当たった直後に当たりやすい」というものがある。
PA新海物語に遊タイム以外のサポートタイムが発生すると、「同グループの中で干されていた好調台」がすぐに当たりやすい。
PA新海物語の遊タイム回転数は十分すぎるため、通常は遊タイム突入＝大当たりの確保という意味を持つが、好調台の割り込み当たりが生じるのは、同グループの台の遊タイム突入直後ではなく、「遊タイムに入った台の遊タイム中の当たり」の直後である。
たとえば、前回の当たりが単発であった台が時短を終えてからすぐにサポートタイムに入ったとしよう。素人はそのような台を「調子が良い」と錯覚しがちであるが、本当に良い台であれば、そこから多連荘する。
多連荘せずに、単発当たり→サポートタイム→サポートタイム中に当たりなしという推移をたどった台は、「単発当たり→単発当たり」という単発2連続に等しいのである。
しばらく死に台の役を担わされることも多いため、常に遊タイム以外のサポートタイムを単発当たりと同等に看做す考え方を徹底させ、データチェックの際もこのことを忘れないでいただきたい。（註・ずっと前に単発当たりの連続があった台は、その後に同グループから多連荘が何度も出た後に、むしろ絶好の狙い目の台となる。要は、不甲斐ないパーフォーマンスを続けて出した台は同グループの他の台に力を与えるため、その直後は打たない方が賢明という意味）
「ある台が続けて単発当たりを出すと弱くなり、グループ内の他の台を当たりやすくしてしまう」のと全く同じ論理により、あるグループが続けて単発当たりを出すと、そのグループは少なくとも一時的に弱くなり、他のグループをアクティブ（当選状態）になりやすくしてしまう。
サポートタイムに入った台がサポートタイム中に当たれば「単発当たり」ではなくなる。もしそれが連荘せず、単発で終わったとしても、これを2連荘と看做すことができる。
したがって、プロの攻略を目指すのであれば、自分のグループ内の台が遊タイム以外のサポートタイムに入った時にぼけっとしていてはならない。
サポートタイム中の台がサポートタイム終了前に当たらなければ、｢その台は単発当たりを出した」と看做して、それがグループとして連続の単発当たりになっていないか確かめる。
最後にPA新海物語とドラム海物語IN JAPANに共通するリヴィエラ門下生向け「とっておきの攻略情報」を紹介しよう。
今回のコラムの最大の目的はこの一瞬の攻略技を紹介することにあった。当たれば危険領域に入るという台はいくらでもある。
サポートタイムが挟まっただけで危険領域速攻法の切れ味が増すことの論理的な裏づけを説明すると長くなるので割愛させていただくが、別の機会を見て触れたいと思う。
ところで、「スパパパパーン」という耳慣れない言葉は女子プロレス団体「スターダム」の名脇役、鹿島沙希（写真）の必殺技、「起死回生」を形容する新語として世に広まった。この技の別名として使われることすらある。
頑強な肉体を持たない鹿島さんは弱いレスラーに不覚をとることも度々あるが、起死回生を縦横無尽に操り、強いレスラーをことごとく撃破する。
友だちがいない。中学卒業後は何もすることがなく、したいこともなく、毎日、家に引き篭もっていた。
｢これが自分の生きる道だ！」と直観した鹿島さんは意を決して上京、スターダムの練習生となり、日々の猛練習に励んだ。
スポーツ歴が何もない鹿島さんは見るからに貧弱な体をしており、これは今でも変わらない。
プロレスという危険な競技が鹿島さんの人生に道を拓いた。そして「起死回生」という最強の技が彼女を輝く存在に変えた。
④379回転（全体の1％、 大当たり期待値97.8％）
もっと遊べる海へ
PA新海物語のゲーム性はドラム海物語IN JAPANのスペックがモデルになっている。突然時短＋遊タイム(379回転）という仕様上、突然時短が発生すればするほど遊タイムに接近し、遊タイムに突入すればほぼ間違いなく当たる。（※ひどい台の場合、ごく稀に当たらないこともあるが・・・） 「もっと遊べる海へ｣というキャッチフレーズの面目躍如たるものがある。これこそがPA新海物語が年配者を中心に支持される最大の理由であるが、リヴィエラ門下生（最強攻略法・海殺しXの購入者）の皆様は後述の攻略情報を重視して、冴えない台（何度も当たりではなく突然時短が発生する台）での長時間プレーは避けていただきたい。
ユーザーフレンドリー
次にPA新海物語のスペックを紹介する。
PA新海物語のスペック
▼大当たり確率 1/99.9（通常時） 1/9.9（確変時）
▼確変突入率 100%／確変は5回転まで
▼出玉 500個 or 1000個
▼電チューサポート 25 or 50 or 683回転
▼遊タイム 299回転で379回転
＜大当たり内訳＞
10R（1000個）＋電チューサポート683回転・・・4％
5R （500個）＋電チューサポート683回転・・・6％
5R （500個）＋電チューサポート50回転・・・57％
5R （500個）＋電チューサポート25回転・・・33％
＜サポートタイム内訳＞
電チューサポート379回転・・・1％
電チューサポート100回転・・・9％
電チューサポート40回転・・・40％
電チューサポート20回転・・・50％
電チューサポート（ST5回転＋時短）の683回転というのが一際目を引くが、これは時短304回転は必然的に遊タイムに突入するため、遊タイム379回転を加えた数字である。
又、ドラム海物語IN JAPANの突然時短（遊タイム以外の花火タイム）で電チューサポート40回転は全体の20パーセントであったが、PA海物語では、それが40パーセントに倍増している。 このように、システム上のユーザーフレンドリー性が打ち手に明確に伝わってくる機種である。
一般的にどのホールも甘デジコーナーは台の入れ替えが激しいが、PA新海物語のようなポリシーを感じさせる機種は何年経っても完全には撤去されず、かなり古くなってもシマの一角に確実に残るものと思われる。
人気の理由
PA新海物語が昔からの海物語ファン（主に年配者）を中心に支持を得ている理由が「激甘性」にあることはすでに述べた。
より具体的に言えば、大当たり確率と突然時短に入る確率を統合すると（いずれかが実現する確率が）66分の1であるというスペックが「いつまでも打ち続けたい」という願望を芽生えさせる。 ドラム海物語INジャパンをモデルにしたPA新海物語はドラ海スペックをさらに先鋭化させ、花火タイムではなく「サポートタイム」という明確かつ単純な言葉を用いている。
かつての「まわるんパチンコ」シリーズのように、なりふり構わず露骨に利便性を訴求しているわけであるが、裏を返せば、それだけ他社との競争が激しいのであろう。 「サポートタイム」と表示されれれば、心なしか当たるまで応援してもらえるような気分になる。
しかも、ドラム海物語INジャパンよりも電チューサポートが多めのスペックに仕上がっているため、サポートタイム中の当たりも、「40回転」であればそこそこに期待できる。「100回転」であればかなり期待できる。379回転に至っては、普通は当たる。もう一つの魅力
素人を揺さぶる魅力はそれだけにとどまらない。当たりはしなくても、何度もサポートタイムに入れば、電チューサポートが100回転未満であっても、着実に遊タイムに近づく。
くどいようだが、いざ遊タイムに入れば、よほどの不運に見舞われない限り、普通は当たる。 打ち手を飽きさせないゲーム展開と言えよう。
ここから先が肝心
しかし、「果たして、こういうパチンコの楽しみ方をしてよいのか？」というのが今回のコラムの骨子である。
PA新海物語を仮にイチパチ（1円パチンコ)で打つとしよう。かなり悪い台でも2～3千円もあれば、出たり飲まれたりを繰り返しながら長時間にわたって楽しむことができる。 しかし、玉もちさえ良ければそれでよいのか？
気を抜くな
この機種は明らかに昔からの海物語ファンを標的にしている。ミドルの新海物語が「シンウミ」の略称で親しまれていたのは今から20年も前のことである。オールドファン以外で当時のことを知る人はいない。
あの頃、40代の働き盛りであった人は今では60代になっている。50代、60代であった人は今やもう70代、80代である。
年金暮らしの人が暇潰しに遊ぶには最高のスペックかもしれないが、真剣にパチンコの攻略に取り組まれるリヴィエラ門下生の皆様はこのような玉虫色のスペックに秘められた罠を見破らなければならない。 この機種の平均連荘回数が2.7回であることも肝に銘じる必要がある。
好調台であれば
もちろん、如何なるスペックの機種でも好調サイクル突入中の台は好調なパフォーマンスを見せる。（サイクル状態やサイクル変換の秘密については海殺しXのテキストブック参照） たとえ一気に大連荘しなくてもハマらずに何度も初当たりが入ったり、冴えない当たりが続いた後は一拍置いてから胸のすくよう快進撃を見せることもある。じれったい台の特徴
それとは対照的に、好調サイクル以外の台は一見して順調な進展を見せても一向に持ち玉の蓄積ができない。 毎回のように当たるまで大きなハマリを経由する台が不調サイクル台であることはリヴィエラ門下生であれば、ベテランでなくてもすぐにわかる。
しかし、甘デジに多いポンコツ台には騙されやすい。このような遊び台（通常サイクル台）は究極のハマリ台とは違って、調子が良い時はそれほど回さずに次の初当たりが発生する。しかし、毎度のように単発や2～3連荘で終わってしまい、そのような「冴えない数珠連」がひと区切りしたところでハマる。 そして、ハマリ明けに一気に爆発するという期待を抱かせて、実際は5～6連荘程度のサービスで懐柔されてしまう。サイクル変換が起こらぬ限り、体力値（リヴィエラ用語）を徐々に蓄えるも、待望の爆発がなかなか発生しない。
遊び台に多いサポートタイム
PA新海物語の遊び台にはサポートタイムが頻繁に発生する。
もちろん。好調サイクル台にもサポートタイムは発生するが、好調サイクル台であれば、サポートタイム中に当たってそこから多連荘（4連以上）につながりやすい。あるいは、サポートタイム中に当たらなくてもサポートタイム終了直後、3回以内のリーチで当たりやすい。
そして、その後は無事に多連荘というのがお決まりのパターンである。
しかし、遊び台にサポートタイムが発生しても、サポートタイム中に当たることは滅多になく、運良く当たってもなかなか多連荘しない。
同様に、サポートタイム終了直後に当たっても多連荘せずに終わりやすい。
遊び台の扱いは慎重に
何度もサポートタイムが発生する台には「今は休火山、将来は活火山」という淡い期待が膨らみやすい。
この発想は当たらずとも遠からずであるが、問題は「その将来とはいつか？」ということである。「待ってられるほど近い将来なのか？」と言い換えてもよい。 順調に体力値を伸ばし続けた台がある時を境に大爆発する可能性を秘めていることは紛れもない事実である。
特にそのような台が海殺しXのテキストブックで解説する爆発潜在性の高い台である時は簡単には手放したくない。
しかし、攻略初心者の方にそのような台で粘ることはあまり推奨したくない。そのような台がその日のうちにサイクル変換するとは限らないからである。 時には、その日のうちに爆発せず、翌日、翌々日に爆発することもある。したがって、サポートタイムだけは頻繁に発生するもそれを契機に調子に乗ることのできない台に過度な期待を抱くべきではない。
このような台は爆発の可能性を秘めているため、ヒット・アンド・アウェー戦法（少しだけ打って当たらなければ他の台に移動→しばらくしてから戻り、再び少しだけ打つ、を繰り返す）の対象にはなるが、深追い厳禁である。最重要ポイント
PA新海物語に特有の攻略ポイントは、「遊タイム以外のサポートタイムは大当たりと同じ」とみなすことである。
ここからの話は攻略初心者には少し難しいかもしれないが、実戦においては常にご留意いただきたい。
PA新海物語の遊タイムではないサポートタイムは（出玉はなくても）内部的には大当たりと同じ扱いになっている。 ドラム海物語IN JAPAN同様、PA新海物語は遊タイムとそれ以外の突然時短（PA新海物語ではサポートタイム）とでは全く違った意味を持つ。
たとえば、好調台の特徴の一つに「当たり番（ホルコンが次に当たりを予定している台）から外された時、同グループ内の当たり番の台が当たった直後に当たりやすい」というものがある。 今時、本格的にパチンコの攻略に研究されている人でホルコンの仕組みがわかっていない人は少数派であると思うが、上述の話にピンと来ない方は下記のコラムを熟読していただきたい。
詳解（1）
PA新海物語に遊タイム以外のサポートタイムが発生すると、「同グループの中で干されていた好調台」がすぐに当たりやすい。 しかし、ある台が遊タイムに入った直後にグループ内の好調台が当たることはほとんどない。（遊タイム突入直後に当たったとしても、因果関係はなし）
PA新海物語の遊タイム回転数は十分すぎるため、通常は遊タイム突入＝大当たりの確保という意味を持つが、好調台の割り込み当たりが生じるのは、同グループの台の遊タイム突入直後ではなく、「遊タイムに入った台の遊タイム中の当たり」の直後である。 このタイミングの違いにはくれぐれも気をつけていただきたい。
もう一つ、重要な事柄に言及しなければならない。
リヴィエラ門下生の皆様には、説明不要のことかもしれないが、パチンコは機種を問わず、どの台も続けて単発当たりを出した時にピンチを迎える。単発当たりの2連続、3連続・・・と連続回数が増えるほどハマリやすくなる。
既述の如く、PA新海物語の場合においては、「遊タイム以外のサポートタイムの発生かつサポートタイム中の当たりなし」を単発当たりにカウントする。
たとえば、前回の当たりが単発であった台が時短を終えてからすぐにサポートタイムに入ったとしよう。素人はそのような台を「調子が良い」と錯覚しがちであるが、本当に良い台であれば、そこから多連荘する。
多連荘せずに、単発当たり→サポートタイム→サポートタイム中に当たりなしという推移をたどった台は、「単発当たり→単発当たり」という単発2連続に等しいのである。 もう一例を示そう。
単発当たりを出した後に遊タイム以外のサポートタイムに入り、それが終わった後に再び単発であたった台は「単発当たり→単発当たり→単発当たり」の単発3連続と同じである。
このような台はグループ内の他の台が次々と何台も当たらない限り、非常に当たりにくい状態になる。
しばらく死に台の役を担わされることも多いため、常に遊タイム以外のサポートタイムを単発当たりと同等に看做す考え方を徹底させ、データチェックの際もこのことを忘れないでいただきたい。（註・ずっと前に単発当たりの連続があった台は、その後に同グループから多連荘が何度も出た後に、むしろ絶好の狙い目の台となる。要は、不甲斐ないパーフォーマンスを続けて出した台は同グループの他の台に力を与えるため、その直後は打たない方が賢明という意味）詳解（2）
さらにもう一つ、プロ向けのアドバイスもしておこう。
「ある台が続けて単発当たりを出すと弱くなり、グループ内の他の台を当たりやすくしてしまう」のと全く同じ論理により、あるグループが続けて単発当たりを出すと、そのグループは少なくとも一時的に弱くなり、他のグループをアクティブ（当選状態）になりやすくしてしまう。 これはPA新海物語に限った話ではなく、ホルコンの仕様によるものなので、どのホールのどの機種にも当てはまる普遍の真理である。
したがって、あるグループから単発当たりの2連続、3連続が発生した場合、他のグループがアクティブになりやすくなり、他のグループの台がある程度当たるまでの間、単発当たりの連発が生じたグループはアクティブになりにくくなる。(＝グループ内から当たり台が出にくくなる）
あるグループで同じ台が単発当たりを続けて出しても、複数の台が単発当たりを続けて出しても同じである。
これもPA新海物語に限らないホルコンの普遍の真理であるが、PA新海物語の場合、（世間には全く知られていないが）遊タイム以外のサポートタイムも当たりと看做さなければならないため、サポートタイムに入った台がサポートタイム中に当たるか否かを常に注視する必要が生じる。
サポートタイムに入った台がサポートタイム中に当たれば「単発当たり」ではなくなる。もしそれが連荘せず、単発で終わったとしても、これを2連荘と看做すことができる。 もしそのグループの直近の当たり（グループ内のどの台が出した当たりでもよい）が単発であった場合、単発当たりの連続を免れたことになるので、そのグループはピンチを迎えないですむと解釈することができる。
したがって、プロの攻略を目指すのであれば、自分のグループ内の台が遊タイム以外のサポートタイムに入った時にぼけっとしていてはならない。 自分の台が好調台であれば、このタイミングで当たることもあるので、少額投資で少しだけ打ってみる必要もあるが、当たらない時は打ち出しを停止して、今度はサポートタイム中の台が当たるかどうかをチェックする。
サポートタイム中の台がサポートタイム終了前に当たらなければ、｢その台は単発当たりを出した」と看做して、それがグループとして連続の単発当たりになっていないか確かめる。 もしグループとしての連続単発であれば、別のグループでプレーするという選択肢も有力になる。まだまだ行けるグループの場合はしばらくの間、打たずに休憩に入る。（再開のメドは対立グループの単発当たりやその他のグループの相次ぐ単発当たり）
とっておきの攻略法
初心者には難しい説明であったかもしれないが、海殺しXのテキストブックを読了されれば、パチンコ攻略に必要なひと通りの知識は自然と身につくようになっている。
最後にPA新海物語とドラム海物語IN JAPANに共通するリヴィエラ門下生向け「とっておきの攻略情報」を紹介しよう。 ある台に遊タイム以外のサポートタイムが発生して、そのサポートタイム中、もしくはサポートタイム終了直後に当たり、その当たりでもってその台がカシオペア攻略術の教える危険領域に突入した時、同グループ内の台は一斉に大チャンスを迎える。
この状況下では、危険領域速攻法がやけに決まりやすく、慣れた方には楽勝パターンとなる。
当ブログの看板コラム、【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】等を通じて「当たり番の台を見抜く目」が肥えている人は、このタイミングで新当たり番の台を打てば、スパパパパーンとお座り一発で当てることができるようになる。(カシオペア攻略術に関しては、カシオペア攻略術FAQを参照）
今回のコラムの最大の目的はこの一瞬の攻略技を紹介することにあった。当たれば危険領域に入るという台はいくらでもある。 PA新海物語の場合、そのような台が当たる前にはサポートタイムを経由することが少なくなく、ただでさえ当たりやすい危険領域速攻法の成功率がますます高まる。
サポートタイムが挟まっただけで危険領域速攻法の切れ味が増すことの論理的な裏づけを説明すると長くなるので割愛させていただくが、別の機会を見て触れたいと思う。 とにかく、そこに他機種にはないPA新海物語とドラム海物語IN JAPAN特有の攻略チャンスが潜んでいると認識していただきたい。
皆様の成功談、戦績報告を鶴首している。長いコラムに最後までおつきあいいただき、感謝また感謝！（ここから先はオマケ。お時間に余裕のある方だけお読み下さい）
起死回生
ところで、「スパパパパーン」という耳慣れない言葉は女子プロレス団体「スターダム」の名脇役、鹿島沙希（写真）の必殺技、「起死回生」を形容する新語として世に広まった。この技の別名として使われることすらある。 起死回生という一瞬の丸め込み技は不意に相手に絡みついて、その1.5秒後にフォールしてしまう恐ろしい技であり、この被害に遭ったトップレスラーは枚挙に暇がない。
鹿島さんはトップレスラーとは言い難く、勝ったり負けたりを繰り返している中堅レスラーにすぎない。しかし、彼女自身が開発したこの技の凄まじい威力に助けられ、どんな強豪レスラーにも勝つことができる。
頑強な肉体を持たない鹿島さんは弱いレスラーに不覚をとることも度々あるが、起死回生を縦横無尽に操り、強いレスラーをことごとく撃破する。 つい先日は日本最強どころか「世界最強」の女子レスラーかもしれない朱里選手（左上の写真）にボコボコにされながらも、一瞬の隙を衝いてこの技で大逆転勝利を収めた。
朱里ファンの私にはショッキングな出来事ではあったが、「勝ったのが鹿島さんだからまあいいか」と思わせるのは彼女の人徳であろう。
鹿島さんは悪役集団、大江戸隊の一員であるが、心根の優しい女性である。リング上や記者会見での荒っぽい言葉遣い（演技）やセクシー系の衣装からは想像できない素朴で謙虚な人柄には定評があり、リング外では後輩選手から｢お姉さん｣、｢お母さん」と慕われている。
人生の転機
鹿島さんは順風満帆な人生を歩んできたわけではない。今の時代にしては珍しく高校にも行かなかった鹿島さんは故郷の島根でひっそりと暮らしていた。
友だちがいない。中学卒業後は何もすることがなく、したいこともなく、毎日、家に引き篭もっていた。 これといった特技もなく、「これからの人生、どうしたらよい？」と悩んでいた矢先にプロレスという彼女にとってかけがえのないものと出逢う。
｢これが自分の生きる道だ！」と直観した鹿島さんは意を決して上京、スターダムの練習生となり、日々の猛練習に励んだ。 練習初日、あまりのハードトレーニングに死にかけた鹿島さんは「最初に最も厳しいメニューをやらせて、徐々にメニュー内容に手加減を加えるコーチの作戦」と思ったらしい。
ところが、先輩練習生が「今日の練習は楽だったね。新人が入ってきたからかな？」と話しているのを見て、ぞっとしたという。
スポーツ歴が何もない鹿島さんは見るからに貧弱な体をしており、これは今でも変わらない。 こんなに細すぎる体ではプロレスは到底無理と判断した会社は鹿島さんの肉体
改造を図るべく、毎日、ちゃんこ鍋を食べさせた。しかし、彼女の体形にはなんの変化も生じなかった。
改造を図るべく、毎日、ちゃんこ鍋を食べさせた。しかし、彼女の体形にはなんの変化も生じなかった。 体質的に太れない鹿島さんは一般女性の憧れの的ではあっても、レスラーとしては大変なハンディを背負った状態でプロレス人生のスタートを切ることになる。
しかし、試合に求められる必要最小限の筋肉が身についた鹿島さんはついに練習生を卒業する。
デビュー後の鹿島さんは大方の予想通り、苦戦の連続であったが、ある時を境に「瞬殺技・起死回生」の使い手として異彩を放つレスラーとなった。
「起死回生、これさえあればいい。これがあればなんとでもなる」と語る鹿島さんは団体の主役に躍り出ることはなくても、主役級の名脇役としての名声を欲しいままにしている。
鹿島沙希という生き方
鹿島さんにはユーモアセンスがある。周囲から細すぎる体を「もやし」とからかわれても、この侮蔑的なあだ名に反発せず、試合に勝つと観客に向かって「もやしが勝ったぞ！」と叫ぶ明るさがある。
その笑顔に触れるたびに、観客は彼女が悪役であることを忘れ、自然とファンになってしまう。
肥満気味の刀羅ナツコ選手（大江戸隊リーダー）とタッグを組む時、鹿島さんは「我々、ブタもやし定食の応援を宜しくお願いします」とひょうきんなことを言ってファンを笑わせる。
（左・刀羅ナツコ 右・鹿島沙希）
とにかく明るい。常にポジティブ思考の鹿島さんは恵まれない体躯をものともせず、今日も自ら開発した必殺技に全てを託して全力で戦っている。
ここで鹿島さんの職人芸、「起死回生」のショートムービーを紹介させていただこう。今では一部の男性レスラーが真似するほど評価の高い技となった。相手に強烈なダメージを与えるわけでもないのに、あまりにも簡単にスリーカウントを奪ってしまう。
（一瞬にして劣勢を跳ね返すまさに電光石火の早業！）
人生を変えた技
プロレスという危険な競技が鹿島さんの人生に道を拓いた。そして「起死回生」という最強の技が彼女を輝く存在に変えた。 プロレス同様、パチンコも危険極まりないものである。
しかし、鹿島さんの人生がプロレスとの出逢いを通じて激変し、たった一つの技が彼女を救ったように、リヴィエラ門下生の皆様の人生がパチンコを通じて好転し、「夢の翼」海殺しXの跳躍とともに、明るい未来が拓けることを祈っている。
この最強の攻略技が無数の人々の人生に、起死回生のチャンスをもたらすことを信じて疑わない。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者）
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＜当倶楽部紹介＞
たった一つの攻略技で人生を変えよ！（スーパー海物語IN沖縄5 大海4 ジャパン2攻略の秘伝公開）
Coffee Break｢天地の創造主に聞きたいこと」
男「神様、どうして女性をかくも美しく創造されたのですか？」神「おまえたち男が女を愛するために美しく創った」
男「では、どうして女性をかくも間抜けに創られたのですか？」
神「女もおまえたち男を愛するためにな」
2022/08/28 (日) [海殺しX]
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