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大人の教養講座の記事 (1/1)

【クリスマス】待降節という名の季節

パチンコ攻略法 (2)
PA新海物語のサポートタイムの裏事情 Coffee Breakより全文引用


アドヴェント・キャンドルズ


 Advent Candles・・・文字だけ見ればミュージックバンドのグループ名のようですが、実は宗教用語です。


 Adventは日本語では「待降節」と訳されます。全世界のカトリック教会では、クリスマスの約一か月前の日曜日から待降節が始まり、クリスマス(キリストの誕生、本来の意味はキリストのミサ)を祝う準備を始めます。


 日曜日が来るたびにローソクに一本ずつ火が灯され、「救いの到来」を待ち望みます。ローソクの色は悔悛、待望を意味する典礼色の紫が多用されます。これには心を悔い改めて救世主の到来を待ち望むという願望が秘められています。


 最初のローソクは預言を象徴するものであり、希望を意味します。このローソクは旧約聖書で預言されていた救世主の登場に希望を抱いた民の気持ちを思い起こすためにあります。


 2本目のローソクは天使を象徴し、平和を意味します。羊飼いたちに現れた天使がキリスト降誕の朗報を告げ知らせた後、天の軍勢が加わり、「いと高きところ(天国)には栄光、神にあれ、地には平和、みこころに適う人にあれ」と賛美した出来事を思い起こします。


 3本目のローソクは羊飼いを象徴し、喜びを意味します。当時のユダヤ社会で最下層に置かれていた羊飼いたちに喜ばしい知らせが真っ先にもたらされたことは、人類に向けられた神の愛が特定階級に属する一部の人々だけでなく万民に及ぶことを表しています。


 最後のローソクはベツレヘムを象徴し、を意味します。罪にまみれた人類を憐れむ神の慈愛がユダヤのベツレヘムから始まったことを思い起こし、待降節のローソクはその役割を全うします。


 「待つ」という行為には二つの形態があります。

 市の健康診断で再検査となり、指定された病院でより精密な検査を受けた後、結果を待つ時の心境は如何なものでしょうか。「癌だったらどうしよう?」と不安に苛まれる人がほとんどでしょう。

 では、嫁いで親元を離れた愛娘が盆暮れに久々に実家に帰省する時、その日が来るのを指折り数える両親の心境は如何なものでしょうか。「待ち切れない、一刻も早く娘に会いたい」と居ても立っても居られない気持ちになるはずです。これこそが「待ち望む」ことであり、「待望」という言葉の意味を最も簡潔かつ明瞭に示したものです。


 毎年、全世界のカトリック教会で行われるクリスマスの前のこの儀式は、喜びをもって救いを待ち望むことの重要性を4本のローソクを通じて皆で分かち合う、2000年続いている伝統なのです。

リヴィエラ倶楽部
佐々木智親

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