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スーパー海物語IN沖縄5 ウリンチャンス攻略の掟

パチンコに勝つ方法は単純明快!(攻略の極北)
海物語シリーズ当たりの前兆【禁断の攻略情報】
カシオペア攻略術FAQ
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【概要】ミドル、甘デジを問わず、海物語シリーズ搭載されているウリンチャンス。当たれば確変なのでワクワクしますが、無事に当たったとして素直に喜んでよいものでしょうか? ウリンチャンスは通常時に発生するのと確変中、時短中に発生するのとでは大きな違いがあります。大海物語シリーズのぶるぶるチャンス、ぽいぽいチャンスにも共通するウリンチャンスの知られざる法則を解き明かします。
 
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はじめに
(※このコラムの執筆時はスーパー海物語IN沖縄3の時代でしたが、沖縄5に変わってからも、なんの違いもないため、タイトルのみ変更しました。本文中の沖縄3を沖縄5に置き換えてお読み下さい)


 スーパー海物語IN沖縄3の衰えぬ人気には目を見張るものがある。歌謡曲にたとえれば、2年前に発売された曲がいまだに有線放送のリクエストでベストテンに入っているようなものであり、かつてのロングセラー、『北国の春』を彷彿させる。この曲は曲名とは裏腹に春に限らず季節を問わず、今でも年配者を中心に歌われている。

 沖縄の夏をテーマに開発されたスーパー海物語IN沖縄3も年配者を中心に根強い人気があり、季節を問わず、大勢のパチンコファンに親しまれている。この人気の秘密は演出の妙味にあるような気がする。

 さて、本稿はスーパー海物語IN沖縄3を題材にした一連のコラムの続篇である。かなりの長文になるが、真剣にスーパー海物語IN沖縄3の攻略に挑まれる方には耳寄りの情報であることは間違いない。遊びでパチンコを打つ人には少しも面白くない内容かもしれないが、パチンコで蓄財することを真剣に考えておられる方には十分にご満足いただける内容であることを確信する。パチンコ攻略戦士の方々はゆっくりと最後まで熟読していただきたい。(追記:スーパー海物語IN沖縄4がリリースされたため、本コラムの重要性は一段と増した。冒頭で触れた通り、ここから先の攻略情報はスーパー海物語IN沖縄4にも適用される。より厳密に言えば、ウリンチャンスの法則については、スーパー海物語IN沖縄4とスーパー海物語IN沖縄3は全く変わらない
 
法則の信頼度は約70パーセント

 ウリンチャンスが発生すれば、誰もが胸をときめかせる。当たりさえすれば確変確定なので、この興奮は1と9のクロスリーチで魚群が出た時の興奮と比べても勝るとも劣らない。しかし、ウリンチャンスで当たったからといって単純に喜ぶべきではない。SANYOというメーカーは心理作戦が実に巧い。常に打ち手の意表を突いて驚かせる。良い意味で意表を突くこともあれば、悪い意味で意表を突くこともある。又、このメーカーは個々の演出にある種のメッセージを込めるプログラム作りに余念がない。さらに、何事にも法則を設け、約70パーセントが法則通りの展開、残りの約30パーセントが法則破りの展開になるように仕組まれている。

ドラマを呼ぶ例外現象

 長年、海物語シリーズを打っている人であれば、「この現象は爆発の入り口だ」というようなことに薄々気づいているものだが、ハマリ台の場合はその期待を裏切られ、良い現象が起きても良い結果を生まないことが多い。(30パーセントの例外が出てしまう)「この現象はハマリの前触れ」という法則も同様であり、好調台はその不安を一掃して、信じられない爆発につながることもある。(これも30パーセントの例外)

 このことは海物語シリーズ攻略のための「一発告知」学で述べた「良い当たり方」と「悪い当たり方」にも当てはまり、たとえば、ハマリ台の内部プログラムにサイクル変換が生じ、好調サイクルに転じた後に当たる時は「悪い当たり方」をしたにもかかわらず、一気に10箱以上積み上げるようなビッグサプライズが用意されている。海物語シリーズを熟知した打ち手の期待を裏切るのも彼らを狂喜させるのも30パーセントの例外が生み出す悲喜こもごものドラマなのである。

 このことを念頭に置いた上で以下の小論をお読みいただきたい。私がレクチャーする内容は読者の方々がイメージされているものとは全く性質の異なるものかもしれないが、今まで何も考えずにパチンコを打っていた人が本コラムを読み、何か感じるものがるとすれば、その人はすでにプロの予備軍に入っている。

 今までに私が発表してきたコラムよりもやや高度な内容にならざるを得ないので、最強攻略法・海殺しXのユーザー以外の方は、他のサイトで得られる攻略情報などと組み合わせ、得られるものだけを確実に習得した上で独自の攻略ノウハウを構築していただきたいと願っている。

パチンコに勝つために必要な考え方

 今から私が解説する諸法則は順当な成り行き(70パーセントの方)について述べるものである。常に30パーセントの例外がつきまとうが、こればかりは内部プログラムの性質によるものなのでどうすることもできない。

 常に申し上げることであるが、パチンコ攻略とはホルコン(ホールコンピュータ)の仕組みをマスターした上で、機種特有の癖(法則)を見抜き、高確率で起こる現象に期待してその実現を狙うことにほかならず、低確率で起こる現象に賭ける行為は大怪我の元である。(たまたま爆発に成功してもトータル収支では絶対に勝てない)

通常時のウリンチャンス(=必ずしも歓迎できないパターン)

 まず、細かい話に入る前に、一つの原則を示しておきたい。通常時にウリンチャンスで当たった台は(30パーセントの例外現象を除き)多連荘はあまり期待できず、2~3連荘で終わることが多い。したがって、順当な結果に終わってしまった場合は、ホールの状況にもよるが、基本的にはその台で長時間粘らない方がよい。(後述するが、確変中、時短中にウリンチャンスで当たる台は逆に有望

 ウリンチャンスが発生する台の大半は今までにスーパーリーチがほとんど出なかった台である。(つまり、その時点では好調台とは言い難い)ごく稀に魚群が外れた直後にウリンチャンスが発生することもあるが、通常は直前50回転以内にスーパーリーチが出ていない台にウリンチャンスが発生する。これは退屈しのぎのための演出の一つである。今までにスーパーリーチがほとんど出ていない台にウリンチャンスが発生した場合、これで当たらなければしばらくの間、ハマる傾向にある。しかし、大ハマリには発展することはあまりなく、そのまま休まずに打っていても、早ければ100回転以内、遅くても300回転以内に当たることが多い。

 一方、通常時にスーパーリーチが頻繁に出ている台にウリンチャンスが発生して外れた場合はかなりハマる傾向にあるため、基本的にはその台から離れるべきである。

通常時にウリンチャンスが外れた時の対処(その1)・・・一般向け攻略ノウハウ

 今までにスーパーリーチがあまり出ていない台に突然発生したウリンチャンスが外れた場合、ホルコンが自分の属するグループ(ユニット)をアクティブにしていて、自分の台が当たり番(次に当たりが予定されている台)でないというケースが目立ち、グループ内の他の台が先に当たった後に自分の台が当たることが多い。

 ホルコンマニアの欠点は、ホルコンが束ねるグループの存在は見抜いていても、「グループ内の他の台が当たった後、どのタイミングで打ち出すべきかわからない」ことである。ホルコンの知識を中途半端に持つ人はグループ内の他の台が確変中の時も休まずに打ち続けるという実に滑稽なことをしており、その行為が確変中の好調台の連荘に弾みをつける結果を招いていることに気づかない。

 グループ内の台の稼働率をホルコンは常にチェックしている。「このグループ内にこれだけ打つ人がいれば、当分の間、ここに相当なお金が落ちるはずだ」ということを見込んで、ホルコンは連荘中の好調台に気前の良いプレゼントをする習性を持つ。連荘中の台が好調台でなければ、それは2~3連荘のくだらない当たりとなり、そのグループが強ければ、その哀れな台が「つなぎ役」(中継台)となって、グループ内の休眠中の好調台、もしくは打っているうちに好調サイクルに転じた新好調台(今まで冴えなかった台)がそれを契機に暴れ出す。

 他の台のサイクル状態(ロムの強さ)が見抜ける人(プロ)は、自分の台のウリンチャンスの外れの後に、長時間の休憩に入り、グループ内に存在する遊び台とおぼしき台の当たりを待ち、それが予想通り単発もしくは2~3連荘で終わってしまった後に打ち出しを再開して少額投資で当たりを呼び込むという職人芸で勝つ。

 パチンコというのは実に皮肉なものである。休まずにひたすら打ち続けた方が早く当たると素人は考えるが、当たらなければ単にお金をどぶに捨てただけという最悪の結果を生む。仮に当たったとしても、投資がかさみすぎてまともな稼ぎにならない。一般にプロは爆発狙いを好むため、最初に当たるまでは、忍耐強く何度も休みを入れ、観察がてらホールを暇そうにブラブラ歩いている。要は最小の投資で最大のリターンを狙うわけであり、この心の余裕が素人にはほとんどない。

 自分の台よりも先に当たったグループ内の台が好調台でなければ、その連荘終了後(もしくは単発当たりの時短終了後)にウリンチャンスが外れた台にチャンスがめぐってくる。「ホルコンがそのグループに残っていれば」という条件が伴うものの、仮にホルコンが別のグループに移っていたとしても、再び自分のグループに戻ってくれば、かなりの確率でウリンチャンスを外した台が当たり番に選ばれる傾向がある。

 したがって、ホルコン攻略の初心者はグループ内の他の台に先に当たらせて、その連荘終了後に打ち出しを再開すればよい。ホルコンのことを知らないパチンコ初心者はウリンチャンスが外れた後、10分程度の休みを入れ、打ち出し再開後も20~30回転以内に当たらなければ、再び10分程度の休みを入れるということを一定期間繰り返せばよい。ホルコンは空き台を好む性質があるため、偶然の勝利を呼び込みやすくなる。休む時はプリペイドカードや上皿の玉を完全に抜くことを忘れずに。(※上皿の銀の部分がセンサーになっているため、ここに玉が乗っていれば「完全な空き台」にならない)

 20~30回転以内に当たらなければ休むのが原則であるが、急にリーチやチャンス目が頻出するようになり、スーパーリーチもコンスタントに来るような展開になった時はほどなくして当たる可能性もあるため、少し打つ時間を長めにするという調整を行う。

 「休んでは打つ」を何度繰り返しても一向にリーチやチャンス目の頻出、スーパーリーチの出現がない台は見込みなしと考えて七割方正しい。(例外的に当たるとすれば、一発告知を伴う当たり、ノーマルリーチからの当たり、突確当たり、再度のウリンチャンス、あるいは、レッツマンボー、レッツシーザーのようなイレギュラー系リーチでの当たりが考えられる。しかし、前述の如く低確率現象に賭ける行為は邪道)

 パチンコ攻略には「この台はしばらく当たらない」と判断したら潔く台を捨てる度胸も必要である。ウリンチャンスが外れた台が遠からぬ将来に必ず当たるという保証はどこにもない上、通常時のウリンチャンスはあまり良い現象とはいえず、しかも、それが外れたとなれば、限度を超えた粘り打ちには感心できない。特にホルコンに滅多にふり向いてもらえない弱いグループであればなおさらである。

強いグループのジレンマ

 今まで述べてきた戦術は強いグループでのみ成立する。強いグループとは短時間内に複数台(3台以上が望ましい)が当たっているグループを指し、1台だけが好調で残りの台は冴えない台ばかりというグループは決して強いとはいえない。強いグループのもう一つの特徴は不運なつなぎ役の台を除き、多連荘(4連以上)が中心であることである。

 最も単純で成功率が高いパチンコ攻略ノウハウは常に強いグループで打つことである。しかし、賢明な読者であれば、あることに気づくに違いない。

 強いグループの台は多連荘しやすい。その多連荘中にグループ内の他の台を打てば、グループ内の台の稼働率が上がり、それがホルコンに作用して好調台を助けてしまう。(時には爆発を許してしまう)このジレンマと向き合い、可能な限り最小限の投資で当てるためには、どうしても専門知識が必要になる。

 しばらくの間、最強攻略法・海殺しXのユーザー向けの話になる。一般の方々には意味不明な部分もあると思うが、当ブログの読者の多くがユーザーの方々である以上、避けて通るわけにはいかない。少々、マニアックな話になることをお許しいただきたい。

                               プロの発想

 通常時、自分の台にウリンチャンスが発生して外れた場合、グループ内の他の台に移動して早期の当たりを狙うという戦術もあるが、それでめでたく当たっても、その台がつなぎ役にすぎず、その後、自分が今まで打っていた台(ウリンチャンスを外した台)を拾った人に大連荘を許してしまうこともある。これがプロをも悩ませるパチンコ攻略の難しさである。つなぎ役でも4~5連荘すれば諦めもつくが、単発で当たった場合はたまらない。

 このような時、プロはグループ内の他の台の今までの推移を重視する。すなわち、グループ内の各台の置かれた状況を入念にチェックする。700回転以上の極端なハマリ台はどこまでハマるか予測がつかないので無視することが多い。(試しに打つとしても決して長時間は打たない)今までに単発当たりや確変2~3連荘を何度も出した台は絶好のタイミングを得ない限り、なかなか当たらない(当たり番をスキップされる)と判断して相手にしない。又、すでに15箱前後を積んでいる台がハマリに入っていれば、グループ内の2~3台が多連荘しない限り、その台の再爆発は難しいと判断する。すでに爆発がゴールに達しているような台は、グループ内の他の台のサイクル状態が軒並みひどい時に限り、それほどハマらずに(目安として300回転以内)再度の初当たりを獲得して、それが意外なほど伸びることもあるが、すでにハマっている場合、サイクルが転落した可能性が濃厚である。あるいは、運良く当たったとしても、今度は「かつてのチャンピオン台」がつなぎ役のくだらない当たり(単発or 2~3連荘)を出しやすく、それが引退の花道であったりする。その後、その台は大ハマリに突入し、グループ内から新チャンピオン台が出現しやすい状況を迎える。

 プロはこのような状況の時にグループ内の空席をひとまず確保する。台選びにあたっては、上述の要領で見込みの少ない台(当たり番になりにくい台)を避け、消去法で最終的に最も見込みのある一台を選ぶ。それは一見、なんの魅力もないが、それほど醜くハマってもいない台であることが多い。特に強いグループなのに、その台だけが何度も当たりをスキップされ、代わりに当たった台が単発もしくは2~3連荘で終わったり、4連荘以上した後でハマっているような時に。1000回転クラスのハマリ台がある時はその台は当分の間、「生贄の死に台」になると仮定して迂闊には手を出さない。そのような観点で絶好の台を標的に据え、攻略に着手する。(万一、大ハマリ台が当たって爆発した時は諦めるしかないが・・・)

通常時にウリンチャンスが外れた時の対処(その2)・・・ウルトラ速攻法A

 そして標的に定めた台を打ち始めると、そのような台に限ってウリンチャンスの外れが来る。今まで芳しくなかった台は一筋縄では爆発しない。そのくらいは経験的にわかっている。そんな時、「この台はまだ当たり番にならないのか。これが最後のお仕置きだろう。グループ内のどこかの台が当たってくれさえすれば、次は間違いなくこの台が当たる」と他の台の当たりを祈るのである。つなぎ役になりやすいグループ内の他の台に移動して先に当たりたいとは思わない。先に他の台に当たらせて、自分が爆発することを望む。繰り返しになるが、通常時にウリンチャンスで当たっても2~3連荘で終わることが多い。それが外れたということはポジティブに考えれば幸運なことであり、その後の展開に夢がある。(但し、正しい打ち方を知らずにそのままダラダラと打ち続ければ一気に大金を失ってしまうので要注意)

 さて、しばらく台を休ませていると、大概、グループ内の他の台が当たる。まずその台が当たった直後、1分間だけ打ってみる。(このタイミングで当たるケースもあるため)しかし、1分以上は打たない。1分以内に当たらなければ、「当たり番の高速移動はなかった」と判断して七割方正しい。問題はその後のアクションプランである。(その1)では、先に当たった台がくだらない当たり(単発or 2~3連荘)で終わったケースについて説明した。しかし、先に当たった台が必ずしもくだらない当たりをするとは限らない。ホルコンに溺愛されている強いグループであれば、多連荘する可能性も高い上、そのまま爆発に転じることもある。

 このような時に確変中の台の連荘が終わらないうちにグループ内の台を打てば、好調台の連荘数をいたずらに伸ばしてしまう危険があることにも言及した。かといって好調台の多連荘が終わるまでじっと待つのは時間が惜しい。世のパチンコファンの大半はこの状況をしっかりと把握して適切な行動をとることができない。ほとんどの人は自分が置かれている状況すら把握できない。少しプロ的な能力を備えている人は状況は把握できても対処の仕方がわからず途方に暮れる。しかし、朗報がある。

 このような時こそ、最強攻略法・海殺しXの切り札、ウルトラ速攻法の出番なのである。(バージョンAを使用)特に先に当たった台がすでに数連荘した時にチャンスが到来すれば、少し前にウリンチャンスが外れた台は千円以内に当たる期待度が通常の使用時よりも遥かに高まる。(註・投資額は千円を限度にすること。これで当たらなければ、さらに500円追加しても当たらないことの方が多い)先に当たった台が爆発に入った場合はウルトラ速攻法を使用するチャンスが何度も訪れる。初回に失敗しても2度目、3度目に成功すれば問題ない。要はウルトラ速攻法を使える時しか打たなければよいのである。悠然と缶コーヒーでも飲みながら待機していればよい。投資額をセーブする重要性は積み上げるドル箱の数の重要性と完全にイコールである。

新定跡の誕生

 私は強いグループに属していて通常時にウリンチャンスの失敗があった台を拾いまくって相当勝った。スーパー海物語IN沖縄3の勝率は9割を超える。自分の台にウリンチャンスが発生しなくても近隣の台で失敗があれば、高確率でその台が拾える。(ウリンチャンスで当たらないと怒ってやめる人が多いため)その台が弱いグループの場合は拾わないことが多いが、強いグループの台であれば、拾うことが多い。知らぬまにこの戦法がひとつの「定跡」になってしまったのである。

 ウリンチャンスは発生時に大きな音がするので近隣の台ならば気づかぬことはまずない。プロの攻略術は常に理論と経験とが一体化した時に生まれるのである。

通常時にウリンチャンスが外れた時の対処(その3)・・・「危険領域」の応用

 ウルトラ速攻法と共に「割り込み当たり」(グループ内の他の台の連荘中に自分の台を当てること)が狙えるもうひとつの秘伝はオプショナル商品、カシオペア攻略術に記載された「危険領域」の概念の応用である。如何なる好調台でも危険領域に入った時に(特に連荘があまりにも長引いている時に)一瞬だけ当たり番をグループ内の他の台に譲りやすい。

 これは実に単純な方法である。先に当たった台が連荘中に危険領域に達した時に空き台状態で待機させていた台の打ち出しを再開する。(予算上限はウルトラ速攻法よりも少し多めの2千円)最強攻略法・海殺しXのユーザーの方々はご存知のはずだが、危険領域の大当たり回数は2回続く。したがって、この戦法は短時間内に2回チャレンジすることができる。

 しかし、一回の予算上限が2千円なので、2回続けて失敗すれば4千円も失うことになる。この事態を避けるために少しは知恵を使わなければならない。ここに経験と感性という知識とは別の要素が入り込む。残念ながら決定的なソリューションはない。私が2回続けてチャレンジする時は、2回のチャレンジで投資合計が2500円を超えないように巧みに調整を図っている。一度目の挑戦で魚群が外れた時などは潔くその台をギブアップする。当たる宿命にある台ならばそれで当たっていなければならないからである。

 最強攻略法・海殺しXの使い手の皆様は、通常時のウリンチャンスを外した後(あるいは、ウリンチャンスを外した台を拾った後)、空き台待機を実践し、最初のチャンス(グループ内の他の台が当たった直後の1分間)に失敗しても(失敗することの方が遥かに多い)、ウルトラ速攻法と危険領域の概念を応用した割り込み当たりを狙い、それ以外の時は極力打たないというスタンスを徹底していただきたい。シビアに打たなければパチンコで蓄財することは不可能である。

野望を抱け

 パチンコで常勝組に入るためには、何か大きな目標を持つことが必要である。たとえば、沖縄のリゾート地に別荘を建てる資金を沖縄3で稼ぐというような目標・・・このようなとてつもなく壮大な野望であってもよい。小さな目標でも構わない。パチンコの稼ぎで新車を買う、子供の進学費用をパチンコで稼ぐ、自分の部屋を音楽スタジオに変えるため、録音機器等をパチンコで稼いだお金で買う・・・etc. 各人各様、大小様々な目標があろう。このような明確な目標があればこそ、多少退屈であろうと、「打っても無駄な時は打たない」という強靭な意志を持つことができる。

 明確な目標を持たない人はいつまでもダラダラと打ち続けパチンコを楽しんでしまう。(散財する)そして楽しんだ後に泣くのである。読者諸氏には賢者の道を歩んでほしいと願っている。

通常時のウリンチャンスで当たった場合は?

 今まで私は通常時に発生するウリンチャンスについての考察とそれを外した後の対策について述べてきた。通常時のウリンチャンスが当たった後の立ち回りについてほとんど触れていないのは、特に頭を使う必要がないからである。通常時にウリンチャンスで当たった場合は30パーセントの例外現象が起こることをひたすら祈るだけである。順当に2~3連荘で終わってしまった場合は時短終了後、あまり粘らずに別の台に移った方が得策であることが多い。ここでも30パーセントの例外が生じれば話は別であるが、基本は即ヤメである。私の場合、時短終了後、少しは様子を見るが、ひと箱は使い切らないうちに台を移動することにしている。(例外的に再度の初当たりが来るとすれば、ひと箱も使わないうちに当たることが多いため)通常時、ウリンチャンスで当たった時はこの程度のことを覚えていれば事足りる。

確変・時短中のウリンチャンス(好調台に多い現象)

 通常時にウリンチャンスで当たった場合、必ずしも喜べないことはすでに述べた。これはウリンチャンスに限らず、レッツマンボー、レッツシーザーによる当たりも同様であり、遊び台が数百回転ハマった時などによく生じる現象である。いずれのスーパーリーチもイレギュラー系であり、普通のスーパーリーチがあまりかからない台が突然、当たる時の手段に用いられることが多い。

 しかし、スーパー海物語IN沖縄3に限らず海物語シリーズ各機種のユニークなところは、通常時はあまり芳しくない現象でも、確変中、時短中に発生すれば逆の意味を持つこともある点にある。たとえば、通常時は1(タコ)と9(カニ)の泡なし(あるいはマンボーなし)ノーマルリーチは台のサイクルが優れない時によく見られる現象であるのに対し、確変中にこのリーチがかかれば、高確率で当たり、しかも確変当たり確定となる。これと同じことがウリンチャンスにも当てはまり、好調台は確変中、時短中にウリンチャンス、レッツマンボー、レッツシーザー等のイレギュラー系のスーパーリーチで当たることが多い。(例・8連荘中、2回の当たりがウリンチャンスで1回がレッツシーザー)

 爆発台の二つのパターン

 厳密に言えば、海物語シリーズの場合、好調サイクル(俗に言うロムの強い状態)突入中の台には二通りのタイプがある。

(1)通常時、確変時を問わず、魚群が頻繁に出てほとんど外れないという特徴を帯びているもの

(2)魚群があまり出ず、出ても外れることがある代わりにイレギュラー系のスーパーリーチが多発する傾向をもつもの


 爆発台はこのいずれかのタイプであるが、爆発の大半は(2)のタイプの台で起こる。このタイプの台のもう一つの特徴は、単発図柄で当たったと見せかけて大当たりラウンド中に確変であることが判明したり、潜伏確変のまま時短に入り、突然、確変プレーに戻って打ち手を驚かせるようなことが頻繁に起こることである。(1)は打ち手を安心させながら爆発するが、それとは対照的に(2)は打ち手をひやひやさせながら爆発する。(1)の方が持続力に優れ、20箱を超える大爆発をする台は(1)のパターンが圧倒的に多い。

 このような台の特性を司るものを我々は裏モードと呼んでおり、海物語シリーズには8種類の裏モードが存在するという結論に達している。(他の攻略研究家は7種類というかもしれないが、我々はある裏モードをさらに細かく二つに分けている)

 この8種類の裏モードについては最強攻略法・海殺しXのテキストに記載されている通りであり、長時間打って勝てるのは8種類中3種類の裏モードしかなく、爆発が期待できるのは上記の2種類しかない。

 確変中、時短中にウリンチャンスで当たる台は必ずしも爆発するとは言えないが、(2)の裏モードに該当する可能性が高いため、識者の間では望ましい現象として認識されている。ちなみに、裏モードが切り替わるタイミングはサイクル変換の発生タイミングと同じ回転数と大当たり回数である。最強攻略法・海殺しXの購入者は今一度、テキストを復習していただきたい。

確変中、時短中のウリンチャンスで当たった台のその後の打ち方

 海物語シリーズの台の攻略は推理小説を読むのと似ている。一定の法則があるものの、常に人の裏をかく例外現象がつきまとうため、良い現象であっても気を抜くことはできない。確変中、時短中にウリンチャンスで当たった台が確実に好調台であるという保証はないため、次の項目を頭に入れて、その台で継続プレーをすべきかどうか総合的に判断を下していただきたい。

チェック項目

1.4連荘以上するか?(我々は4連荘以上を多連荘と定義している。とりあえず4連荘以上するかどうかを確かめ、2~3連荘で終わった場合は時短終了後、即ヤメするか何度も10分以上の休憩を挟み、再開後、20~30回転で当たらなければ再び10分以上の休憩をとるというような粘り戦術で勝負する。リーチ、チャンス目の多発があり、スーパーリーチがほど良いペースで2~3回来れば、最後のスーパーリーチから目安として50回転以内に「決め手」となる信頼度の高いスーパーリーチ(魚群もしくは強烈な予告を伴ったスーパーリーチ)が出て当たりやすい状況を迎えるが、それが外れたり、決め手らしきものが一向に来ない台は好調サイクルでないことが多い。早期に当たらなければ深追いを避ける)

2.ウリンチャンスの当たりでサムが出るか? (一瞬外れたように見せかけてサムが出て当たるウリンチャンスは通常時、確変中、時短中を問わず、高確率で好調サイクルの証明となる)

3.イレギュラー系スーパーリーチの多発で多連荘するか? (確変中、時短中にウリンチャンスに限らず、レッツマンボー、レッツシーザー等のイレギュラー系のスーパーリーチが多発するのは好調台の特徴なので、そのあたりも十分観察する必要がある)

4.確変中、時短中の○○回転目にリーチもしくは当たりが発生するか? (伏字が嫌らしく大変申し訳ないのですが、商品内容にかかわるためご容赦下さい)

 特に4は台のその後の行方を左右する上で極めて重要なポイントとなる。○○回転でリーチがかかったり、当たったりするという現象はオプショナル商品、カシオペア攻略術に含まれる極秘情報である。好調台、爆発台にかなりの確率で発生する。これはもはや神秘現象とでも形容したくなるほどの不思議であり、スーパー海物語IN沖縄3に限らず、海物語シリーズ全機種に共通している。我々が爆発台の研究に全エネルギーを傾注していた時、データの中から偶然発見された法則なのだが、残念ながら何故、爆発台、好調台が○○回転でリーチがかかったり、時にはそのリーチで当たるのかというメカニズムがいまだに解明できずにいる。

 カシオペア攻略術がお手元にあり、○○に当てはまる数字をご存知の方は、その後の経験からこれが真実であることを深く確信されているはずである。メカニズムの説明(論証)ができないのは歯がゆい限りであるが、データ上、そして経験上、確実に成立する法則であるので、我々は顧客の皆様に対して、声高にこの法則の重要性を説いている。一時期はその解明に躍起になったものだが、冷静に考えれば、パチンコに学会があるわけでもなく、解明に成功したところで、なんの報償もない。パチンコは勝ちさえすればよい。このように考えているうちに解明は断念することにした。

毎回のように爆発させる必要はない


 長文のご愛読に感謝する。今後もこのような攻略情報を時間がある時に執筆して、皆様のお役に立ちたいと切に願っている。最強攻略法・海殺しXは夢を運ぶ翼である。二つの翼(ホルコン攻略と海物語シリーズのプログラム攻略)を羽ばたかせ、皆様には最高の人生を送っていただきたいものである。最後にリヴィエラ倶楽部の合言葉を再確認しておきたい。

 「小利を重ねて勝利する」

 常に勝率8割以上をキープして、数回に一度、爆発させるだけでよい。決して欲をかかず、常に勝ち逃げに徹し、コツコツと蓄財に励むことがパチンコでリッチになる唯一の方法である。勝ち逃げをする時の収支はプラス一万円でも、プラス五千円でも気にすることはない。数回に一度の爆発がビッグボーナスになり、それが主な収入源となる。極端な話、爆発しない時は負けなければよいだけであり、負けないどころか一万円でも二万円でも儲ければ、これほど都合の良い展開はない。皆様のご健闘を祈る。

リヴィエラ倶楽部 佐々木智親 (最強攻略法・海殺しXの開発者) 
筆者略歴・・・1965年東京生まれ。獨協大学法学部卒。90年代後半よりパチンコ攻略法の研究に着手し、21世紀に入る直前に最強攻略法・海殺しXの原型を確立する。以降、検証を重ねて、海殺しXを最強の名に恥じぬレベルまでバージョンアップさせる。パチプロ集団「リヴィエラ倶楽部」を結成後、2007年より海殺しXの一般販売を開始。元々はホルコン攻略家の一人であったが、「ホルコン攻略の弱点」にも泣かされたため、それを補うべく爆発テクニックの集大成、「カシオペア攻略術」(海殺しXのオプション)をはじめとする数々のノウハウを開発する。趣味はスキューバダイビング。プロレスと将棋には滅法詳しい。


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